以前の記事でフィルムカメラのOLYNPUS PENを購入した記事をアップした。
→記事はこちら

FUJIFILMのPROVIA100Fというリバーサルフィルムを入れて撮影してみた。いきなりのリバーサルフィルムとは初心者なのに大それたことをしたもんだ。
家にあったのが、Agfaの400かこれしかなかった。

モルトの代わりに黒い毛糸突っ込んだだけなので大丈夫かな~と思いながら72枚撮りきった。36枚撮りフィルムだったから、ハーフサイズのフィルムのPENは倍撮れる!

で、トイラボに現像を依頼した。

すると、なんじゃこりゃーーーー!!注:松田優作ではない

72枚なのに、まずファイルが49番までしかない。おそらく23枚は何にも写ってなかったのだろう。そしてその49枚も3分の1はまっくらでほぼ写っていない。

これはかなりいい方の写真。
OLYNPUS PEN EE-2 撮影距離に要注意! 都庁周辺。これは結構いい感じ?

基本的には生きている写真も明るすぎたりで色飛んじゃってたりでほぼ失敗。
OLYNPUS PEN EE-2 撮影距離に要注意!  都庁展望台より。飛んじゃってる

トホホ。やはりISO100は難しいのかな。でも周囲から感光した様子はなく、毛糸モルトはちゃんとなっていた!やった。

で、何枚かの失敗写真を見ていて、あることに気づく。ん・・・?背景はものすごくクリアじゃね?
OLYNPUS PEN EE-2 撮影距離に要注意! 背景にピントが合っている

この手のカメラは最短撮影距離が長いだろうなぁと1mは空けるように心がけた。この写真は子どもまで1mもないかもしれないが、それでも子どもはいくらなんでもボケすぎで、ピントは大分後ろの民家に合っている。

そこで撮影距離について改めて調べたところ、驚愕事実を発見。なんと、OLYNPUS PEN EE-2は3.2m~∞が焦点距離で4mくらいが一番クリアとのこと。まさかの4m、それは遠い(笑)

でもモルトはちゃんと機能していたし、その撮影距離を意識すれば問題なく使えるので、近くの被写体をマクロぽく撮ってばかりの私には却っていい練習になりそうだ。

ちなみにトイラボだとハーフサイズを2枚一組ではなく、1枚の縦長の画像としてスキャンしてくれていた。ハーフの横の写真との組み合わせとか考えず、それぞれ1枚と撮りたい私にはありがたいサービス。元々縦構図率が高いし、今度からDiana Miniもハーフで撮ろう♪

(2014.3.30 20:10追記)
このカメラはさすがジャンク品だけあって、露出アンダーの際のシャッター制御や警告(いわゆる赤べろ)が故障していたり、だめだめでした。そんな機能があったら結構使いやすいのでは?ということでこのたび修理に出すことにしました。自分で直せないのが情けない。
焦点距離は注意が必要だけど、修理すれば結構使えるカメラになりそう。知らなかったとはいえ一番初めに難易度の高いリバーサルフィルムから始めるとは恐れ多い(-_-;)

(2014.5.31 22:20 追記)
修理完了しました!詳しくはこちら