空港でのフィルムX線対策について以前書いたけれど、現地で現像し既にネガの状態になっていれば、X線を通しても(預け荷物にしても)問題ない。

というわけで、海外でフィルムの現像に挑戦してみた。

どこの国も最近はフィルムは下火。
現像できるところも限られているだろうことは想像できたので、事前に調べておいた、尖沙咀のDot-Wellというお店に行ってみることにした。
the oneやミラマーショッピングセンターの近くという便利さとホテルからの近さ、Facebookページなんかもやっていてよさそうに思ったから。

このお店はCHAMPAGNE COURT(香檳大廈)にあるが、加拿分道Carnarvon Road沿いにある路面店である。
ストリートビューでも確認できる。

このCHAMPAGNE COURT(香檳大廈)には多くの中古カメラ店が集まっている。
高温多湿な香港ということや円安ということもあり買う気がないのでよく見ていないが、いくつか店もありさながらカメラ市のような感じのビル。
このDot-Wellというお店も基本的には中古レンズやカメラを扱っているお店らしい。

しかし、CHAMPAGNE COURT(香檳大廈)の上階は「Hong Kong 141」というエッチなお店というかお部屋というか・・・違う目的の場所の模様。路面店なのでそのエロに触れることなくお店に行けてよかった。

このお店には日本でいうヨドバシカメラくらいかそれ以上には種類豊富にフィルムの販売も行っていたり、現像も行っている。
私が現像に来た時も欧米から来たと思われる若者も現像に来ていた。
フィルム天国!って感じのお店。

さっそく香港に到着した初日(金曜夕方)にOM-1で撮ったAGFA VISTA PLUS 400を出しに行く。

現像+CD化+全プリントをお願いする。
なんと全部やっても1時間で完了するという。速っ!

プリントサイズは実物を見せてもらい、3Rというのにする。日本でいうL判と同じくらいの大きさだった。

こちらの控えをもらうので、出来上がり時に料金を払い受け取りを行うという日本と同じシステム。
海外でフィルムの現像をやってみた_香港編_控え

予定があったため翌日に引き取りに行くと、なんとフィルムは何にも写っていなかったとのこと。
現像代のみHKD20を支払う。

がっかり。でも諦めがつかない。OM-1がよくないのか?と思い、失敗しなさそうなKLASSE SとKODAK SUPER GOLD 400を急いで24枚撮りきって翌日再度持っていく。

同じ店員さんだったが、機嫌悪め(笑)
うまく撮れもしないのに忙しいところへまた持ってきたんか?的な対応に感じられビビるが、「広東語は日本人には怒っているように感じられる」だけだとポジティブにとらえ、ひるまずに現像+CD化+全プリントをお願いする。

この時日曜日の昼12時ごろで、2時間半かかるとのこと。土日は混みあっていて少し時間がかかるのかもしれない。
週末は混んでいるというのは、洗濯屋さんもそうだったな。

その日の夕方受け取りにいくと、今度はちゃんと撮れていた!(それが当たり前なんだけども・・・)

海外でフィルムの現像をやってみた_香港編_現像+CDデータ化+プリント
簡易的なものだけどプラスチック表紙のアルバムもサービスでつけてくれていた。

これでHKD60。日本より安めの値段。

CD化してもらった画像は別にアップします。 → こちら

Dot-Well Photo Work Shop
http://www.dotwellphoto.com/
香港 尖沙咀 加拏分道 44號
44 Carnarvon Road,Tsim Sha Tsui,Kowloon,Hong Kong

[mappress mapid=”18″]

関連記事:
海外でフィルムの現像をやってみた 香港編 写真データ
空港でのフィルムX線対策