学芸大学のmonogramの郵送プリントを初めて利用したのだけれど、ハーフカメラのスキャンが手違いで2in1になってしまったので、安く+追加料金不要で16BASEでスキャンをやってくれる愛知の桜カメラにお願いした。

以下の桜の写真はAutohalf×Agfa400で撮影。1枚目のmonogramには明るめで依頼し、2枚目桜カメラさんには特に何も言わずにスキャンをお願いした。(monogramのは2枚を1枚にPhotoshopで分割)


さくら Autohalf×Agfa400 モノグラム

さくら Autohalf×Agfa400 桜カメラ

上の2枚だと個人の好みの差ってレベルだけど、monogramの明るい雰囲気は合っているかも。でもagfaらしい鮮やかなのは桜カメラかな。
ただそのほかの写真については、「明るめ」と依頼したこともあって白飛びのものが多かった。(右がmonogram)やっぱり明るすぎるのか?もう桜の花の輪郭が不明なレベル。


さくら比較

次はDiana Mini×Solaris400で浜松町センタービルや芝公園あたりから撮影した東京タワー。行ったのは去年の12月と大分放置気味だったカメラ。半そで着ている写真まで入ってた(汗)。

上がmonogramで下が桜カメラ。やっぱり東京タワーは朱赤がきれいに出て欲しい。monogramのは明るい以上にもやっとした感じ。
東京タワー_DianaMini×Solaris400 タワー下から_monogram

東京タワー_DianaMini×Solaris400 タワー下から_桜カメラ

桜カメラの人が教えてくれたのは、補正には機械による自動補正に加え、オペレーターによる手補正というのがあるらしい。
手補正というのは、自動補正では補えきれなかったり、補正が極端に入った部分を調整するもの。

仕上がりのベースは機械の性能差で大部分は決まってしまうそう。
ただし、全体的に暗いコマは手補正による調整が大きく入ることが多いそうでこの部分はお店の差がでやすいかも。

桜カメラはリーズナブルながらもフィルムネガスキャンに力を入れているとのことで、最上位機を導入されているのできれいなのも納得。
monogramはプリントに定評があるからスキャンはあまり力を入れた商品ではないのかもしれない。お店によって得意不得意があることを改めて感じた。

そして今回一番勉強になったのが、一言に「明るめ」と言っても個人によって感じ方は大分違う。
自分自身のイメージを伝えることは難しいと痛感。

「サンプルプリントを付けて依頼するとやりやすいですか」と桜カメラの方に聞いてみたら、それがよいと思うとのこと。
ただし、機械が違うからといってベースが変わることはないので要望どおりにできるかは難しいと思うとのことだった。

ちなみにPRO400Hなどでネットによくあるフィルム特徴仕上げはフジの機械によるものが多いらしく、桜カメラさんのノーリツではちょっと違うかもしれないとのこと。


現像からもやっているので、ためし的にでも出してみてうちの傾向をつかんでもらって、これは!というフィルムは処理対応に慣れてから出していただくのがよいかもという親切なご回答をいただいた。

桜カメラは現像~CD化で440円、ハーフは倍額だがそれでも他店よりも断然お安い。格安というか激安。
にもかかわらず仕上がりもきれいで問い合わせにも丁寧に対応いただけてよかった。またお願いしようと思う。

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