坐忘という名の隠れ宿 積翠寺温泉 坐忘庵(ざぼうあん) 夕食

坐忘という名の隠れ宿 積翠寺温泉 坐忘庵(ざぼうあん)の夕食!
写真で見て気になった鯛の煮麺(にゅうめん)が食べられるコースを奮発して選んだ。

いただいたお品書きには如月とある。
机の敷紙には達筆な字で啓蟄(けいちつ)と書かれていた。
二十四節気の中でも旧暦1月後半から2月前半で、まだまだ肌寒いけど春の訪れを感じる時期に合わせてか、ハマグリや菜の花など少し春の素材も使われていたのが印象的だった。

まずは座付と組肴。
座付は、てっぱい(烏賊、近江蒟蒻、分葱、白筍 芥子酢みそ)。
組肴は「立春大吉」と題して、節分豆・鰯旨煮・蕗のとう・菜の花のし梅 梅枝。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_座付&組肴

京都っぽいなというのが第一印象だけど、料理長は京都で修行されていたそうで納得。
味も濃すぎず関西人の私には特に酢味噌の味がおいしく感じる。

続いて、煮物椀。
天豆すり流し 蛤ぶぶあられ
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_煮物椀

優しい味。お品書きを見て「天豆???」と思ったが、ソラマメのことらしい。
ぷりっとした蛤と相性がよかった。意外な組み合わせがおもしろい。

そして一番のお楽しみ!!鯛煮麺(にゅうめん)。
写真で見るとふーん、という感じかもしれないが、これとってもデカイ。
浅めとはいえ3~4人前の鍋を作るような土鍋に入っていた。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_鯛煮麺(にゅうめん)

鯛のにゅうめんと聞いて想像していた味よりも八方出汁がとてもおいしくて、もう箸が止まらない。ほんのりとろみがついていて、優しくて温かい味。子供もお子様ランチよりもこちらが好みでバクバク食べていた。

鯛は鮭に近い色をしていたが、鯛自体に味がついていてこれだけでもおいしくて麺に負けない味になっている。鯛ってそれだけだと淡泊だものね。

そのままで十分に美味しいけど、薬味も色々ついてくる。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_薬味

2杯目からはまた違う味で楽しめるのも魅力。
夫はゴマを入れるのが、私はすだちを絞るのが好みだった。

そんなこんなで子供も入れて、めちゃめちゃデカイと思われた土鍋の煮麺を完食。

仲居さんによると、いくら子供がいるとはいえ3歳児なので完食したことに大変驚いておられた。これを完食する家族は殆どいないらしい。皆おいしいけどたっぷりすぎるというのがよくある感想とのこと。美味しすぎて完食してしまいました 汗

続いては、向付のお造り。お肉とともにやってきた。
鯛と赤貝。鰹節のだしの入った土佐醤油でいただく。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_向付の鯛と赤貝

次は、鯛の煮麺と並んでメインの国産牛の石焼き!
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_国産牛の石焼き

まだレアな状態なので、自分の好みまでセルフで火を通す。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_国産牛の石焼きをお好みであぶる

それをポン酢っぽいつけダレ、湯葉、わさびをつけていただく。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_湯葉やわさびなどをつけていただく

うんま~い!
赤身で肉の味がとてもかみしめられておいしい。石焼きだからなのか風味も良かった。
夫的には湯葉は別に食べたいと言っていたので好みの食べ方で食べるのがよいかも。

焼物替わりとして天ぷら。
公魚(ワカサギ)と帆立海苔、青菜。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_焼物替わりの公魚などの天ぷら

出来立てではないものの、今シーズン食べれていなかったワカサギが出てきてテンションアップ。普通においしい天ぷらたちだった。

続いて、炊合せは百合根饅頭。中に鶏そぼろが入っている。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_焚き合わせの百合根饅頭

この段になっての百合根饅頭はなかなかにお腹にずっしりとくるのだが、もっちりとした食感はやはり女性が好きな大定番の味!
子供にもあげようかなと思ったけど、胡椒が効いている大人味だったので断念。

どれもおいしいのだけれど、鯛煮麺の完食が効いているのかもう我々の胃袋は限界寸前。
次はお食事。信玄梨北米という地元のお米は気になるものの辞退しようかと思っていたところ、仲居さんが「もしよろしかったら、おにぎりにしますので夜お召し上がりになられますか」と嬉しい提案!さらっと言ってくれる心地よい対応でソッコー「お願いします!」と依頼。

そしたら、こんなおにぎりにしてくれた。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_お食事のご飯はおにぎりにしてもらった

結局私は夜になってもひと口しか食べられないほどお腹いっぱいだったが、貸し切り温泉の後に夫は完食。いい塩梅の塩むすびにしてくれたこともあり、ご当地の味はやっぱりおいしかった。

お食事はその時はお腹いっぱいで食べられなかったけど、デザートは別腹。
あったかいお茶と菊最中&苺。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_デザート

酸味のあるイチゴがあんこと美味しかった。

3歳の子供はお布団は不要だけれど、食事はつけてもらった。2700円。

お子様用メニューはランチということで3~6歳を対象としたメニュー。大人用とは違ってかなり洋食。もう少し大人と近いメニューの方が子供も良かったみたい。でも、プレートではなくて引き出しに入ってきて宝箱のようになっているのに子供は大興奮。
他に茶わん蒸しや赤だしもついてきた。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_お子様メニュー

坐忘庵(ざぼうあん)夕食_お子様用赤だし&茶わん蒸し

ジュースは別途白ぶどうジュースを子供用に注文。
予想外にすっきりした甘さで大人もハマるおいしさだった。
坐忘庵(ざぼうあん)夕食_白ぶどうジュース

子連れには嬉しい部屋食というが、我が家的には実はそこをネックに感じていた。
以前行った箱根の旅館で子供の食器が翌朝食も夕食の食べかすがそのまま残ってたり、たびたびやって来てしゃべり倒す仲居さんに子供含めて落ち着かず。
却ってお食事処の方が良かったなと思ったほど。お食事処でも松山の時みたいな半個室なのが理想。

でもここは仲居さんも程よい頻度と距離感で接してくれていて、娘も委縮せずに食事を楽しんでいた。すごく心地よい接客。
大人は座布団に座って食べるけれど、子供には豆いす(こんな感じの椅子
)も用意してくれていて食べやすかった。

おいしさだけでなく、居心地の良さも大満足!な夕食でした♪

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