九龍駅から無料のシャトルバスに乗り、着いたのは尖沙咀のホテルパノラマ(Hotel Panorama By Rhombus/隆堡麗景酒店)。
予約したのはクラブルーム。朝食や軽食、カクテルタイム、ラウンジなど興味があったのと、このホテルは高層階でないと景色が楽しめないという口コミを見たから。階数が低いほうから、シルバー→ゴールド→クラブルーム→エクゼクティブクラブルームと分かれている。格差社会なホテル(笑)。
7月のうちにExpediaで予約した。4travel経由で8%オフ。更にExpediaでモバイル割引なるものがあるらしく、PCで予約するより安かった。タブレットで宿泊者情報を入力するのは面倒だったが、iPad miniでやってもモバイル割は適用された。
8月に入るとクラブルームは満室になり、直前期は申し込めたものの値段も高く早めに動いて正解。ちなみに小さい子供がいるので直前何があるかわからないので、直前までキャンセル無料のプランにした。
少し割高になるが、申し込み以降は全額キャンセル料として取られることを思うと安心料と思えた。
ちなみに私が申し込んだ時はこのプランはExpediaにしかなかった。
公式HPから直接、部屋のリクエストもメールで出した(英語で)。4travelやトリップバイザーに投稿されているレビューには部屋の配置図の画像を上げておられる方がいる。自分で撮ったら不鮮明になってしまったけど。
それを参考にして「隣のハイアットリージェンシーと思われるビルで眺望が一部分しか楽しめなさそうなのと、朝日が見たいので **08~**13号室希望」といった内容で送った。返信は”try our best”との内容だった。
また、香港のほかのホテルのクラブルームは年齢制限があるケースがあるようなのでそれについても問い合わせ。(例:ランガム香港は13歳未満、マルコポーロ香港は12歳未満はクラブラウンジに入場できないらしい)ラウンジは大人が落ち着いてすごす場所ではあるという認識はあるので最もだと思うけど、せっかく泊まるのに子連れで入ることもできないのでは意味がない。ホテルの回答は「クラブフロアを予約したすべてお客様は利用可能です。ただしお酒は18歳未満は提供できません」とのこと。お酒の年齢については香港の法律なんだと思う。
泊まる前から質問しまくり&調べまくりでやってきたこのホテル。地上階(GF)はベルボーイの人しかいない小さなフロア。早速1F(日本式2階)のフロントへエレベーターで上がる。予約内容のメールを見せると、男性スタッフに案内されて、39階のクラブラウンジへ案内される。こちらでソファーなどに座りながらチェックイン手続きや説明を受ける。
クラブラウンジの席は結構埋まっていて、欧米の方ばかりだった。談笑したりPCを操作していたり。手続きを待っている間もお茶などをいただけばよかったものの、慣れない我々はただ座っているだけだった。ただ子供がうるさくしないか心配でそんな余裕なし。やっぱり子連れのクラブルームは緊張すると改めて思う。(子供が一番緊張していて、ひたすら静かに座ってくれていたけれど)とはいうものの子連れに冷たいとかそんな雰囲気はなく、スタッフのお姉さんが子供にチョコバーを渡してくれたり、フレンドリーに優しく接してくれた。
手続きをして、朝食やネット接続の説明を受けるが、超早口英語!ビビった。口コミで「英語が苦手な人は厳しいかも」というのがよくわかる。夫婦二人で「朝食は38階らしいね」とか「ラウンジのWifiは無料だけど、部屋は有料だったね」とか英検帰りの高校生のように答え合わせ。ちなみに説明内容はシートでもくれるので、それを読んで確認もできる。
エレベーターはルームキーを挿さないと動かないし、自分の宿泊階とラウンジなど限られた階しか降りられない。でもそのことをすっかり忘れて「あれ?」となることも。同乗者がいると動き出していたりして、カードを取り出して挿すも自分の階があっさり通過してしまうということを自分がやってしまっただけでなくほかの宿泊客も度々やっていた。
そしてお待ちかねの部屋!!私のリクエストはどれだけ採用されたのか・・・
アサインされたのは、2809号室。あ、ちゃんと**09号室だね。嬉しい。もともとツインではなく、キングorクイーンベッドの部屋をExpediaで予約したので、ベッドも1つでOK!私たちは普段もっと狭いベッドで川の字で寝ているので全然窮屈じゃない。
そして部屋も広め。香港の部屋は狭いというけれど、これならスーツケース2つ同時に開けても問題なさそう。ソファ前と写真を撮るために立っている場所に結構なスペースがあるのだ。私たちは子供と手をつなぐ必要があるため、スーツケースは1つに荷物を抑えたので部屋がさらに広く感じた。
写真左側にドアがあるけれど、これは廊下に出るためのドアではない。そう、この部屋は2810号室とつながっているコネクティングルーム。夜中とかにドア開いたらヤダなとか最初はちょっと気に食わなかったけれど、3泊通して静かだったし、もちろん鍵がかかっていて開くことはなかった。1度朝にお掃除スタッフの会話が聞こえてきたくらい。このドアの前に金属製のゴミ箱を置いて、万が一開いたら音がするようにしておいたのも自分的には気分的に安心できた(どんだけ心配症なんだ)。
リクエストしていなかったけれど、バスタブつき。暑いし湯船つかならないしいらないやと思っていたけど、シャワーだけにしても体が洗いやすかったのであってよかった。ここのシャワーは勢いもよいし、温度設定もやりやすくて使いやすかった。
タオルは白と黒と口コミで読んだけれど、黒は色が剥げているのか紺色っぽくなっていた。まぁ気にしないけど。右上の2本のボトルは無料でもらえるお水。
クラブルームだからか備品が充実。写真のように体重計やクローゼットには家庭用サイズのアイロンとアイロン台まであった。
テレビもNHKワールドが海外向けの英語の方だけでなく日本語の方もやっていた。
そして一番気になる窓からの眺め!
香港島とビクトリアハーバーがきれいに見える。新しいホテルだけあって、以前からあるホテルを見下ろすような感じ。あ、以前泊まったロイヤルガーデンが屋上に増築している。
これはハイアットリージェンシーじゃないぞ。建築中のホテルがあるようでそれがめちゃめちゃ高い。そして邪魔。ただ、これは敢えて入れ込んで撮影しているけど、フレームに入れずに撮ることはとても簡単な位置だし、そもそも右側の部屋のガラスがあって景色も見えない位置だから問題なかった。**08号室や**07号室なら結構干渉するかもしれない。(未確認で想像でしかありません)
ちなみに中環あたりのビルはまったく見えない。灣仔(ワンチャイ)は見える。でも朝日は見える位置なのでそれが楽しみ。
この部屋のガラスは外から見えないように加工されているようで、隣の部屋から丸見えなんてことにはならない。
空調はまさかの16度。設定温度を上げるも、翌日以降掃除はまた16度に戻されていた。日本の28度推奨の流れからするとびっくりする温度設定だった。
少し休んで、Discover Hong Kong Tourist SIM Cardを探して、重慶大厦(チョンキンマンション)に両替に行かねば。
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