一部のトイカメラに見られるいわゆる青かぶりな写真が好きだ。
オリンパスのアートフィルターのデイドリームは厳密には違うけれど、
赤みが少なく、緑がかった懐かしい雰囲気の写真全般が好き。
現実の世界でないような不思議な錯覚の写真。
一眼レフで撮った写真でもPhotoshopでレタッチしてそれっぽくしたりすることもあるし、
トイデジのVistaquest5010Jは「裏技」と言われる方法でそんな写真が撮れる。
(この記事に添付した写真のようになる)
いつから、何をきっかけにこういう写真が好きになったんだろう、自分でも分からずにいた。
最近、私の好きな映画「恋する惑星」がDVD/Blu-rayで8月7日に再販されると知った。
1994年の香港映画で、トニーレオン、フェイウォン、金城武が出演しているということでも有名だが、
手持ちで撮影という新しいスタイルと、独特の色使いなどスタイリッシュな映像でも知られている映画だ。
懐かしくなりgoogleの画像検索をするといくつか劇中のカットが見つかった。
特に後半部分のトニーレオン&フェイウォンパートの写真を見てあることに気づいた。
「この色、私が好きな青い色だ」と。
うっすらと青みがかっていて、光でぼんやりとした好きな色そのものだった。
映画からもう20年近く経っている。
当時は話の内容がよくわからずにいたが、でも不思議と好きな映画だった。
写真を撮り始める前から、この色に惹かれていたんだなと気づいたのだ。
その気持ちは写真を撮るようになっても、どこかに持ち続けていたのだと。
このパートを撮影しているのはクリストファードイルという映像監督だそうで、その場にある光で撮るというのが特徴らしい。
映画なのだから通常は室内の撮影では照明が焚かれる。
でも彼は部屋の光だけで撮り、しかも(作品によってはだが)薄く青っぽい色で表現をしている。
なんともlomo(ロモ)っぽいと思う。
トイカメラ、特にLomoファンはかなりの確率でドイル作品が好きなのではないだろうか。
しかも、この「恋する惑星」のフィルムは35mmのagfa(アグファ)フィルムで撮影されたそう。
コダックや富士フィルムではこの色は出せないそうだ。
フィルム写真好きのダンナ曰く、アグファのフィルムをLomoで使うととても青っぽく私好みな写真になるとのこと。(注:現在流通しているものは真逆の特徴なので無理)
アグファは元々はドイツのフィルムメーカーで、小津安二郎も使っていたとか。
フィルムカメラもやりたくなってきた!でも高そう、現像めんどくさそう、カメラ持っていないし。
そんな私はとりあえず、トイデジからだな(^^;)
この空の色がなんとも好き。
yufuin-no-mikan
こんにちは^^
恋する惑星、、なつかしいですね。
一時期はまりました!勝手に掃除したり
かわいかったですねえ。
そういえばトイカメラっぽい色合いだったっけ・・。
もう一回みてみたいとおもいました。
しめさば
恋する惑星なつかしいですよね!私も一時期ハマった一人です~♪
後半のフェイウォンとトニーレオンのパート(勝手に掃除したりするところ)は青っぽい映像で、lomoとかを連想させる色だなって思うんですよ^^
今回載せた写真は少し緑が強いかな?映画の方がもっとあっさりとした薄いブルーで光の感じがよいなと思いました。
8月の再販が楽しみな私です( 艸`*)