4月から沖縄に修理に出していたOM-1とEE-2が返ってきた。

こちらの都合でレンズ差し替えなどもあったけれど、週末の撮影会には間に合わせてくれて感謝!

OM-1の状態については、巻き上げ機構に引っかかる部分があったけれど、トップカバーの変形が原因だったみたいで修理してもらった。
露出計もシャッターも大丈夫だったし、機械的にはあまり消耗しておらず、「良好な機体」と言ってもらえてホッと一安心!

プリズムの腐食は撮影上は問題ないものの、せっかくの機会なのできれいなものに交換してもらった。


裏蓋にはDATA BACKがついていたのだけれど、モルトが劣化しているとのことで交換についても提案いただいたのでこれもお願いした。
どんどん技術も代替品もなくなってくるだろうから、替えられるうちに替えることにした。


元のプリズムと裏蓋も返却してくれた。

レンズはF1.4の方が状態がよいとのことで、予算の都合でF1.8の方はクリーニングしないことにした。


F1.4のレンズは少し曇っているけど、クリーニングで70~80%くらいはきれいになり、常用していくに問題ないとのこと。

ヘリコイドグリスの交換もお願いした。

露出計に使われている電池は現在流通していないもの。


アダプターを使って、今売っているボタン電池を入れて露出計を動かす方法がある。


でもそのアダプターを持っていなかったので今まではスマホの露出計を目安に覚えたシャッタースピードと露出で撮影していた。


でもこの修理のお店はアダプター+電池をサービスでつけてくれるので、露出計を使えるようになった。


そしたら、思いのほか便利!これで失敗も減りそう。

今回は一緒にPEN EE-2も修理してもらった。
赤べロが全然動かなかったけど、引っかかっていただけで露出計自体は壊れていなかったこともあり、こちらも通常修理で完了。


外観は結構傷んでいるけど、レンズはきれいらしく、使っていく上ではこちらもよかった!


赤ベロ動くなら使ってみたい!とこちらはダンナカメラになった。

OM-1+レンズ諸々で、23,800円、EE-2で8,800円の計32,600円。

比較的お手ごろ価格でやってもらえるお店に頼んだけれど、それでも安くはない。

けれど、これからも現役で頑張っていくにあたって太鼓判をもらった気持ち。

メインはデジタルというスタイルは変わらずだけれど、これからはさらにフィルム撮っていくぞ!

関連記事:
Olympus OM-1のこと(修理前の状態など記載あり)
OLYNPUS PEN EE-2 撮影距離に要注意!(赤ベロが壊れていたこともあり撮影に大苦戦した思い出)

(2014.7.1 22:40 追記)
修理から戻ってきて1ヶ月ほど。
ぼちぼち使っていてまだフィルム1本目だけど、ファインダーを覗くと糸くずや黒い繊維片のようなものがっ!


一度もレンズを交換していない状態でのことだったし、レンズ交換してもブロアーで吹いても位置動かず。

修理屋さんに相談したところ、フォーカシングスクリーン(ピントグラス)の裏側に入り込んでいる可能性があるとのこと。


これは自分で外すこともできるらしいが、自信がなかったのでやってもらう方向で話が進んでいた。


でも、調べたら簡単に外せた。ブロアーできれいになった。

こういう古いカメラを使う以上は、少しは自分でもメンテナンスできないとだめだなと思っていたのでホッと一安心。