今回の旅はイタリアの鉄道に乗った。

当初、代行業者さんに依頼する予定だったけれど、
一等に乗るには予算も合わず、困った困った。
出発日も迫ってくる中、ここは自分でトライしてしまえ!
ということで、オンライン予約にチャレンジ。


以下手順を書かせていただきますが、
もしご参考にされる方がいらっしゃいましたら、
ご自身の自己責任の範囲で、予約を行っていただきますようお願いします。
(万が一、予約の不備など発生した場合、当方は責任を負いかねます。)

※このページの画像はクリックするとポップアップで画像が拡大します。
 文字が見えない場合など必要に応じてクリックください。

まずは、イタリア国鉄のHPにアクセス
http://www.ferroviedellostato.it/
英語表示に変更。(イタリア語はわからない)
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もう絶対予約するぞ!と決めているなら、先に会員登録をしておくとよい。
(どうせ後でやらなくてはならず、中断されてしまうから)
そして列車検索。たとえば、ローマ→ミラノの片道をセット。
(人数や大人子供の別、列車等級はのちほど入力)
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するといくつかの候補が上がってくるので、列車を選ぶ。
設備や乗換駅なども確認できるので、参考の上選ぶのがよいかもしれない。
駅は略語名であがってくる場合がある。ROMA TEはローマテルミニ駅らしい。
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次の画面で、人数や列車等級(1等か2等か)を選ぶ。
割引も含めて、料金がいくつもある。
一見一番下が安そうだが、当日中に戻ってくる場合にしか適用されないなど細かい。
ここの条件欄はよく読む必要がありそう。
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上記画面は、復路も予約するならば、画面はもっと続く。
“new jorney”を選べば、別の旅程も一緒の決済で予約できる。
ちなみに予約時期が早かったり行き先によって、割引料金も多彩にあるようだ。
http://www.trenitalia.com/に載っている割引料金
変更の予定もないので、私は”meno30″を利用予定。
meno30
30% discount on Base Fare. Limited seats, one reservation change and partial refund allowed until 24hours before departure.

他のHPなどで多くの人がお勧めされている、常時20%引きのアミーカ(AMICA)は私には見つけられなかった。
もしかしたら、プロモーション料金体系が変更したのかもしれない。

座席は2つの選び方があるようだ。Mandatory Reservation(必須の予約?)は
よくわからないが、選べるのが”business salon”とあったので、
きっと前者が普通の座席のことだろうと勝手に解釈。

ネットには座席表を載せている方もおられるので、それを参考に直接座席番号を入れてみたが、その席はうまっているのかうまく取れない。
なので、”Window”の希望を入れて、次の画面でうまく取れているかを確認していい席になるようにした。
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次の画面では、名前、チケットの受取方法、会員番号を入力する。
チケットレス(メールで受取)が便利そうだが、普通電車(RE)などが入ると使えないようなので、そういう区間はselfserviceにチャレンジ。
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情報に誤りがないか確認。
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いよいよクレジット決済。ここは多くの人が苦戦しているようだ。

私も片道ずつ予約したので、往路の決済はうまくいったが、
復路では何度やっても”This payment is denied.”
時間を置いても、次の日やってもダメ。

カード会社に電話して聞いてみたところ、担当の方曰く、
ヨーロッパの鉄道会社はこういったオンライン決済を積極的に取り入れているが、
不正使用が大変多いのだそう。

損をするのは結局鉄道会社のため、
セキュリティが異常なほど高度の基準でかかっているらしい。

私のカードは日本発行いわば遠い外国のカードなので、向こうからすると警戒される対象となっており、それでなかなかうまくいかないことが多いのです、とのこと。
カード会社としても困るので、是正してくれるように頼んではいるんですが・・・
とおっしゃっていた。

なるほど!
数日待つと購入できることが多いそうだが、
結局うまく行かず、行きは私のカード、帰りは夫のカードで決済。
会員名とカード名義が違っても決済はできるようだ。

決済が済むと無事メールが届く。

チケットレス(メール)はpdfが添付されてきた。
pdfには旅程とQRコードが載っているのでそれで車内検札する。
(実際には機械にかざすことなく、車掌さんが印刷されたものを見て終わった)

現地の専用券売機でチケットを引き出す。
テルミニ駅にはこの機械がたくさんあった。

イタリア鉄道  インターネット予約の仕方 機械で英語を選べばOK
セルフサービスの行程は予約番号がメール本文に載っているので、
英語で表示して、”withdraw online ticket”を選んで(画像の赤ワク)予約番号など入れればOK。
ガッシャーンとチケットがでてきました。

乗る前に、ホームやその手前にある黄色い打刻器にチケットを挿入し、
打刻をしてから乗りました。
(やらないと不正乗車とみなされるそうです)