香港ディズニーランドで超ニワカな一家が申し訳ないほどのステキな体験をさせていただいた。
Grand Marshals(グランドマーシャルズ)というパレードの先頭車で手を振る役に選んでいただいたのだ。
経緯は、開園間もない10時過ぎに到着し、ベビーカーをレンタルした。
その係りの方に「日本人?シティホールで日本語のパンフレットがもらえるよ」と教えてくれた。
元々シティホールで日本語地図がもらえることは知っていたが、そうそう忘れてたと思い、夫がもらいに行った。
シティホール前でもらった地図を家族で眺めていたら、そこにスタッフのお姉さんが話しかけてくれた。
香港ディズニーランドではスタッフの方がシールをプレゼントしてくれる。そのために話しかけてくれた。
相変わらず、シャイな娘は下ばかり向いている。シャイなんだという話を簡単な英語でるも、お姉さんはとても流暢な日本語で返してくれていた。
すると「パレードの先頭で手を振るのって興味ありますか?」「あります!!」と即答。
入場時に一組だけ選ばれて記念撮影をしたり、開門のお手伝いなどをできるというがあるのは4travelで読んで知っていたが、これについてはよくわからなかったが、とても楽しそう!と思った。
どこの国から来たかや連絡先(現地SIMを入れた携帯を持っていてよかった)や家族の名前全員分を記入。
用紙には”dad””mom””children 1″”children 2″・・・などの欄があったので、家族連れを前提として選ばれるのかもしれない。
私の想像だけれど、この日は「日本人」が選ばれる日だったのかも。シティホールにやってきた日本人の家族連れ1号が私たちだったのかな。
この日のパレードは14時からといつもより早い時間開始だったので、13:15集合だったと思われる。
(この日は16時から中国銀行香港の家族デーだったようで、その時間からものすごい数の人たちが入園していた。だからその時間ごろにパークを退散したほど)
シティホールに行くと、横の小部屋に通してもらう。とてもキュートな内装のお部屋。
私たちは何組か選ばれるのだと思っていたら、我々家族だけとのこと。なんとプレミアム体験!ありがたや。
そこでお水をいただき、たくさんのプレゼントをいただいた。
各自の名前が裏に刺繍されたミッキーの帽子。これはレア!うれしい!!!
このために家族の名前を書く必要があったようだ。
夫は黒いミッキー帽子、私たちはミニーちゃん帽子。ちゃんと子供用大人用でサイズもバッチリ。
しかしながら、娘2歳は、手を振るミッキーの手や帽子をしない!と拒否。
お姉さん含め全員で焦る。が、何とかなだめて帽子を被らせてスタンバイは一応できた。
貴重品以外の荷物やレンタル中のベビーカーは預かっていただけるとのこと。
イッツスモールアワールドの横付近にある、パレードの出発口にお姉さん含め皆で歩いていく。
この間もお姉さんはもちろん日本語で色々お話ができた。
日本語は語学学校で習ったそう。日本人が英語を習いに行っても私含め会話がなかなか上達しない人が多いのに、こんな自然な日本語が操れるなんてすごいな。
その前で家族の記念撮影しますか?と声をかけてくれたので、自分のカメラで撮ってもらった。
私たち家族とお姉さんの4人で乗り込み、手を振る。
思っていた以上に笑顔の方や手を振り返してくれる人など暖かく見てもらえてそれも嬉しかった。ファンも優しいのね、ディズニーランドは。
イヤイヤ連発でハラハラの娘も手を振る最中は夫の操り人形と化していたが、最後の方は自発的に手を振っていた。
そんな娘の姿を写真に撮りたいと思ったが、車に乗っている人が自分の子供をパシャパシャ撮ってたら興ざめだし失礼というもの。
そこで、座っている膝にカメラを置き、レンズを一番広角(この日は18-55mmのキットレンズを付けていたから18mm)にして、娘の顔が映りそうな角度にほんの少し傾ける。
右手は手を振り、左手でシャッターボタンを押す。もちろんファインダーは見ず、沿道に顔を向ける。
打って打って打ちまくった結果、失敗も多かったがちゃんと撮れているものもあって、ちゃんと雄姿を収めることができた。
X-E2のハイパフォーマンスモードのおかげだわ!
シャイな娘もたくさんの人に笑顔で見られながら、緊張していたけど、すごく嬉しかった模様。
まぁ緊張といえば私たちもだけどね、でも楽しかった。
ちょうどシティホール近くで終了。
そのあとお水をいただき、預かってもらっていた荷物などを返してもらう。
お姉さんとも写真を撮らせていただいたり、夢の体験はこれにて終了。
パレードの先頭車ということだったけれど、パレード本体が来るまでは10~15分ほどあったので、パレードも最初から見ることができた。
ただもう人がいっぱいで移動が難しくはなるので、見るエリアはシティホール前付近に限られるかも。でもこの辺りはとても見やすくてそれもよかった。
終わった後、ハイテンションで音楽に合わせて踊っていた。(これは娘としては稀なこと)
どうでもいいが、娘の格好は暑すぎて3回目の着替えをしたもの。せっかくだからと大好きなトイストーリーのTシャツを買ったらデカすぎた上に、持参した中で残っていたワンピースとの組み合わせだったので超絶ダサイな。
パークを出る時にちょうど出口でお姉さんがゲストを見送っていて、その時に娘の名前を呼んでバイバイしてくれた。
もうディズニーランド、ホスピタリティが神でした。また来たいです。というか、東京含め世界のディズニーランドに行きたくなり、すっかりミッキー様の虜となった我が家。
「海外でプチプチを探すのは難しい」という以前のイタリア旅行の教訓から日本から持参していたプチプチ+マスキングテープで、もちろん飛行機も手荷物で大事に持って帰る。我が家の家宝です。
帰国後調べてみたら、日本人でこの体験をした方はとても稀である模様。しかも東京ディズニーランドではやっていないとか。なんてラッキーな。あとアナザースカイでクレイジーケンバンドの横山剣がやっていたらしい。
ニワカディズニーな夫婦とハラハラさせる娘にも関わらず、選んでいただき&ステキな思い出をありがとうございました!
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